「できる」を楽しむ。思いのままに。〜Creative Voyage 第3回アートワークショップ〜
2026年8月20日。
昨日までの雨が上がり、心地よい石狩の広い空が広がる一日となりました。
Creative Voyage 3回目となるアートワークショップを、
**こども未来支援拠点「あいのカタチ」**にて開催しました。
「あいのカタチ」は、石狩こどもクリニックに併設され、2025年5月に開所した重症児デイサービスです。
今回参加してくださったのは、6名のアーティスト。
そして寺島デザインからプロのデザイナー3名、インターンの大学生1名、現在個人で活躍されているOGデザイナー1名の、5名のデザインチームが参加しました。

最初は、ドキドキから
いつも過ごしている場所だけれど、今日はいつもと少し違います。
初めて会う人たち。
見慣れない道具。
たくさんの絵の具。
最初はドキドキ。

どきどきの初めまして
そんなとき、お気に入りの音楽を流してみると、少しずつ表情がやわらいでいきました。
無理に始めるのではなく、その人のペースを大切に。
まずは「色を選ぶ」ところから始めます。
手作りの色カードを一枚ずつ見てもらいながら、目の動きや表情、小さな反応を丁寧に受け取っていきます。
「この色かな?」
「こっちが好き?」
言葉だけではない、とても繊細なコミュニケーションです。

「やりたい」が紙に伝わっていく
色が決まり、描きたい道具も決まったら、いよいよアートの時間。
筆を持ってみる。
色をのせてみる。
描き始めた瞬間、それまでの緊張とは少し違う表情が見えてきました。
「やりたい」
その気持ちが、動きになって、色になって、紙の上へ伝わっていきます。

いつもと同じ場所に、いつもとは違う道具や絵の具がある。
その新しい時間に少しずつ溶け込むように、アーティストとデザイナーの距離もどんどん近くなっていきました。
ペタペタとくっつくボードに、絵の具をつけた糸をのせてみる。
思いのままに、ペタペタ。

全身を使って、力強く筆を動かす。
そして、お友達とのコラボレーションも。
お互いの筆の動きを感じながら、一緒に色を重ねていくと、一人で描くのとはまた違った作品が生まれていきます。


「できる」を楽しむ
上手に描くことが目的ではありません。
決まった形を完成させることでもありません。
目で選ぶことも。
小さな動きで伝えることも。
全身で大きく筆を動かすことも。
誰かと一緒に描くことも。
その人の「できる」から、アートは生まれていきます。
できるを楽しむ。
思いのままに。

一人ひとりの表現方法は違っても、
それぞれの「やりたい」が形になっていく。
今回も、たくさんの素敵な作品が生まれました。
そしてこの日は、アーティストの担任の先生も応援と見学に来てくださいました。
普段とは少し違うアーティストの姿を一緒に見守っていただけたこと、とても嬉しく思います。

3回のワークショップから、その先へ
今回で、Creative Voyageの3回にわたるアートワークショップが終了しました。
今回参加が叶わなかったアーティストの作品も、後日お預かりし、デザイナーの手によって新たなアートへとつながっていく予定です。
ワークショップで生まれた作品は、ここで完成ではありません。
アーティストの表現とデザイナーの感性が出会い、これからどんなデザインへと育っていくのか。
私たちも、とても楽しみにしています。
そして、3回のアートワークショップで生まれた出会いや作品、アーティストとデザイナーの皆さんの様子を、8月25日のイベントでご報告いたします。
「描く」ことから始まった小さな出会いが、これからどんな未来へつながっていくのか。
ぜひ、その続きを一緒に見ていただけたら嬉しいです。
皆さまのご参加をお待ちしています。
▼イベント案内
Vol.2〜発見〜 描いて切り拓く。Creative Voyage(クリエイティブ・ボヤージュ)
日時:2026年8月25日 20:00 – 21:00
場所:Zoom
活動報告がありますお楽しみに♪
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